社長ブログ

社長フィロソフィー日記

目標設定

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経営で一番重要なのは,目標設定だと思う.

「最近うまくいっています」と思っていても,それは何と比較してうまくいっているのかが問題だ.ずっと赤字だったのがやっと数弱万円の黒字が出ての「うまくいっています」だと,実際の課題はこれからで,ようやくスタートラインに立った(戻った)に過ぎない.

またずっと成長していたとしても,売上10億円の会社を目指すのか30億円なのか,それとも100億円を目指すのでは,現状がうまくいっているのかどうかの評価は全然違ってくる.

要するに何を目標とするかが問題なのだ.

同様に,現在の仕事が物足りなかったり,厳しい壁に当たっていなかったり,いい加減な仕事振りでもうまくいっていると感じているのなら,それは「目標設定が低過ぎる」ということである.

僕も他人事ではない.当社はノルマもなく経費も絞らず,会議もほとんどせず,稟議書もなければ僕自身,社員を叱ったことも殆どない.それは「良い会社」であるということかなと思わないでもなかったけど,実はそうではない,単に「甘く,目標設定が低かった」だけの話である. 

目標が低く甘い会社というのは,ろくなことにはならない.社員は成長できないし,こんなものだと思って足踏みしてしまう.そして会社もいつかはそんなにうまくいくはずはないから,競争に出遅れて駄目になっていくのだろう.

だから特効薬は,「目標を高く設定する」ということである.まだまだ発表できる段階にはないが,僕の中では具体的な目標と期日を考えている.

次のステージに行くために,そして一人一人が成長するために,高い目標に向かって努力していきたいと思います. 

心は三日坊主

カテゴリー: 経営日記

今日は盛和塾の北大阪支部の自主例会で,僕の尊敬する経営者の方の講演を聞いた.いくつも印象に残った言葉があったけど,一番納得したのは,「心は三日坊主」という言葉だ.

人は誰でも,多少真剣に人生を考えている人なら,本を読んだりいろんな人の話を聞いたりしてちべーションが高まったり,目標を立てたりするものだ.

問題はその後である.二日経ち,三日経つに連れ興味が薄れていって,しまいには当初の勢いやテンションが下がってしまって,結局は何も変わらないことがとても多い.

「心は三日坊主」ってことである.

稲盛さんもこの塾生の方も言っていたのだが,毎日「心の手入れ」を怠ってはならないということだ.毎日習慣としてその日を反省したり感謝したり,瞑想をしたり哲学的な本を読んだり,何らかの形で「心を手入れ」しないと,誰でも一時の情熱は消えていき「三日坊主」で終わってしまうものなのだ. 

最近特に感じるのだけど,やはり自分にはこういうことが欠けていたのかなとも思うことがある.少し調子に乗ったりどんどん自分や社員に対して甘くなっていくのは,毎日の「心の手入れ」が足らなかったのだと思い当たる. 

このところ生き方や習慣を変えて真剣に人生に向き合い,経営に向き合おうとしているが,心の手入れを毎日実行し,初心を忘れずに頑張っていこうと思います. 

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