社長ブログ

社長フィロソフィー日記

文武両道ということ。

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スポーツは、勉強が出来ると言うこと位、社会で評価されて良いし、もっと言うなら「文武両道」を真剣に追求し評価すべきだと思う。
受験科目が勉強科目だけのためか、体育が出来るとか部活を頑張ったとかが全く評価されない。東大、京大の入試科目に体育や部活での実績が考慮されることは全くない。ゼロである。一方で、トップアスリートの大学スポーツ推薦(セレクション)で、勉強の成績が問われることも殆どない。結果として、勉強かスポーツかの二択で、勉強で進学校、有名大学に進学しようとするとスポーツやっている暇はない、逆にスポーツをやるなら勉強なんかやってる暇はないという奇妙で歪な状況になっている。
で、社会で通用するのはどう言う人材か?もちろん、頭が良くてリーダーシップがあって、人の気持ちがあって、苦しい時に笑顔を周りを引っ張っていける人材が良い(に決まっている)。受験エリートが満たしそうなのは、「頭が良くて」の部分だけで、リーダーシップがあるとか人の気持ちが分かる、他人を引っ張っていけると言う能力はむしろスポーツで培われるものだと思う。
だから実際のところ、学校の成績が良くてスポーツも出来る人を採用したいのだが、入試制度がそうなっていないからそう言う人材を見つけるのがとても困難だ。良い大学の体育会出身者を採用すれば良いのだが、それも数が限られていて中小企業では難しい。世の中が普通に、勉強もスポーツもと言う評価基準になっていればもっと分かりやすいのにと思う次第です。
当社では、勉強も一流ではなく、スポーツもそれほどと言う人が多いので、頭を使うことは会社に入ってから鍛える(少なくとも地頭が良い人を選ぶ)、スポーツは入ってから鍛える(と言うことでフルマラソン必須)と言うことにしている。大人になってどうして頭使って、運動もしないといけないのかと思うかも知れないけど、社会で通用するには両方必須なのだから、仕方ないですねと言うことで、皆さん頑張って欲しいと思います。

フローの経営、ストックの経営

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経営とは、会社の「資源」(=ストック)を使って顧客満足や社員の満足社会貢献と言う「成果」を出していくことだと思う。当たり前のことだけれども、それは毎月・毎年の売り上げと利益を見ているだけではわからない。 フローである売り上げと利益を見るだけの経営は、卵の数ばかり考えてそれを生み出す親鳥やその生育環境に注意を払わないと言うのと同じことだと思う。(フローで)良い卵をたくさん産んでもらうためには、(ストックである)親鳥が健康でなければいけないし、そのための環境を整えなければならない。 会社経営も同じことで、会社には様々な「資源」がある。一番大事なものは、人材である。人材は短期間では育たない。いろんな経験を経て、だんだんと業界の事や製品のことがわかってきて、顧客からの信頼も得られる。事業を効率的に運用するためのソフトウェアも簡単には作れない。様々な紆余曲折を経て、少しずつ使えるシステムが出来上がってくる。 もっと抽象的なものでは、会社文化がある。会社の雰囲気、ものの考え方、案件の進め方やスピード感などは、成果を生み出すための重要な資源だ。これも経営者の考え方が反映されると思うが、熟成には時間がかかる。 稼いで蓄積された自己資金も、重要な資源だ。フローで毎年稼いだ利益を、そのまま現金で積んでおくだけでは勿体ない。とは言っても、金融資産で運用してもそんな上手い投資話しはないし、リターンがあったとしても大きなものは期待できない。やはり大事なのは、既存事業のブラッシュアップまたは新規事業に再投資して、余剰資金も活用してしっかり利益を上げ続けることだと思う。稼いだものも単なる蓄積とはせずに再投資に回してその分も追加で稼ぐこと、これによって企業は「複利的に」成長していくものだと思う。 フローの経営からストックの経営へ、当社もこのことを意識して長期的な視点が頑張っていきたいと思います。

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