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ムカデ・ヤスデ・ゲジ・ワラジムシ対策

 

 

ムカデ

トビズムカデ日本に生息するムカデは、イシムカデ目(LITHOBIOMRPHA)、オオムカデ目(SCOLPENDROMORPHA)、ジムカデ目(GEOPHILOMORPHA)である。世界には約3000種、日本には約130種が知られている。体型は細長く、頭部と体節体制の胴部は同じ位の大きさである。頭部には糸状多節の触角があり、巨大な毒をもった顎肢を備えている。毒はヒスタミンやポリペプチドを持っており、咬まれるとハチに刺されたような激痛を伴う。治療には抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗布し、腫れがひどい場合は水で湿布する。

 

 

ヤスデ

アカヤスデ節足動物倍脚綱(DIPLOPODA)に属するヤスデ類は、細長い体の各環節に短い歩肢が2対ずつ生えている。世界で約8000種、日本には250種以上が知られているが家屋内に侵入して問題となるのはこの内の数種類だけである。ヤスデ類はもともと野外の落葉や朽木の中、石や倒木の下に生息し腐植質を食べている。つまり、見た目の不快さを除けば分解者であり益虫となる。しかし、ヤスデ類は防御のために胴の側面または下面の臭腺から刺激臭のある体液を分泌するので、見た目の不快さとともに悪臭も問題となる。また、この体液にはヨードやキノンなどのシアンを含んでおり、間違えて食べると危険である。梅雨の頃になると大発生したものが、ブロック塀に群がったり、家屋内に侵入したりして問題を起こす。

 

ゲジ

ムカデ・ヤスデ・ゲジ・ワラジムシ対策 ゲジ一般的にゲジゲジと呼ばれていることが多い。節足動物唇脚綱(CHILOPODA)に属しており、世界的に分布している。日本産としてはゲジとオオゲジの2種がいる。ムカデと近縁のグループであるが人を刺咬することもなく、害虫を捕食する益虫であるにも関わらず、その容姿から代表的な不快害虫となっている。頭部に1対の長い鞭状の触角を持ち、よく見える1対の複眼を備えている。もともとは落葉や瓦礫の下などに生息し小さなクモや昆虫を捕食しているが、家屋内や倉庫内によく侵入するため問題となる。

 

 

ワラジムシ

節足動物甲殻綱のワラジムシ目(ISOPODA)に属する小動物である。ダンゴムシに似るが、体を丸めることができないので区別は容易である。海岸でよく目にするフナムシもこの仲間で、他には淡水産、海水産のものには魚類や甲殻類に寄生するものが多い。こう見えてもエビやカニの仲間である。世界では約1500種、日本では約100種が記録されている。体長は約11mmで、灰褐色で淡黄色の斑紋がある。ゴミ捨て場や植木鉢の下、花壇、床下などに生息し腐りかけた植物質を食べている。無毒で危険性はないが、その容姿に不快感を抱く人が多く問題となる